趣味の総合サイト ホビダス
 

友人在り、有り難きかな

| コメント(0)

 前回、友人知人の訃報があとを絶たないという話をした。そんな舌の根も乾かぬうち、またもや知人が逝った。以前務めていた職場の同僚である。30代半ばの事故死であった。所属部署が異なったので余り近しくはなかったが、忙しない職場にあって朴訥とした雰囲気で心和ませてくれるような男であった。そんなこともあって、久し振りに以前の職場に顔を出したのだが、やはり当該ブログで既に記した「私に会いたいと言ってくれている男」に暫くぶりに会うことができた。といっても酒の席ではなく、職務中の立ち話程度であったのだが、彼も10月いっぱいで職場を去るのだと言う。聞けば、見合いをし遅ればせながらの結婚を決意したらしい。先方は静岡の茶畑農家の跡取り娘で、その稼業を継ぐ決心をしたという。もう60近い年齢であるから、全く未経験な仕事は辛いかもしれぬが、彼にとっては今の仕事を続けるよりは遥かに幸せなのではないかと内心安堵した。彼の老いた母親も新たな介護施設への入所が決まったらしく、身辺整理も概ね済んだらしい。これからはもう少し彼自身の暮らしがエンジョイできることを祈るばかりだ。他人事とはいえ、かくも不幸の連鎖のただ中に居ると、こんな出来事に心安らぐ平穏な気分となり少しばかりの笑みも零れる。ただ大好きな友人が静岡に行ってしまうのは、少しばかり寂しくもあるが...。
 友人といえば「未だ見ぬ友人」亀様とも久し振りにメール上での邂逅があった。タミヤ1/24フェラーリ330P2のリビルドをやっていると伝えると「ワタシらしからぬオーソドックスなネタ。しかもフェラーリワークスとはNARTなど毛色の変った仕様じゃないんだねぇ」との感想が返って来た。ん〜、ワタシのことが良く分かってらっしゃるのね〜。かつて、こうした友人や読者諸氏に支えられてモデルカーズは独自の地位を確立していったのだな、と改めて感慨もひとしおであった。その亀様のサポートのおかげでタミヤの330P2は現在粛々と製作が進行している。その後はイッコー1/24のフェラーリ275Pをやるか...モノグラムとの比較も良いな。だが、ワタクシ的には本命とも言えるロータス30やポルシェ904にもそろそろ手を出したいな...などと思いは散り散りに馳せる。私にだって人生のゴールはある。だが、未だそれまでにはやらねばならぬ事が山積みなのだ。

コメントする

プロフィール

平野克己(ひらの・かつみ)

MC誌の最前線を長うお准将に託し現在はフリーランスの予備役として活動中。湘南鎌倉で猫的スローライフを提唱しつつ、国産プラモデル史の編纂に尽力する日々を送る。永年飼ったコブラ427S/Cを手放しMC(Motorcycle…Modelcarsではありませぬ)復帰を密かに目論む。自称昭和プラモ小僧の60歳。座右の銘は心情溢るゝ軽薄さ。

2014年10月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

アーカイブ

 

趣味の総合出版社 ネコ・パブリッシング
Copyright © 2005-2013 NEKO PUBLISHING CO.,LTD. All right reserved.