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今どうしてる、何か書く...

 ただでさえ当該ブログは中々更新出来ずにいるのだが、最近はfacebookのほうばかり更新しているので、すっかりご無沙汰してしまった。前回は終戦について記したのだから、はやひと月以上も無言を貫いてしまったこととなる。ただ、じっとしていた訳ではないが、日々の営みに忙しくしているうちに、早くも冬到来の気配である。恐らくたちまち年末となり、気がつけば新たな年を迎えているのだろう。もうとんとクルマからも遠ざかってしまったが、最近ではスズキ・ハスラーが可愛いと思った。だが生来の天の邪鬼で「可愛いなんて言われるクルマには乗りたかぁねえ」と下らぬ持論を振りかざしている手前、ハスラーを「良いよねえ」とは言えずにいる。まあ、確かにあのマスでは私には小さ過ぎる。続いてマツダの新型ロードスターは近年のクルマとしては気に入った類いに入るクルマだ。もうメルセデスSLKやBMW Z3/Z4を欲しがる理由も無くなったように思える。だが私のNBより更に全長が短くなっているので、楽なドランヴィングスタンスが取れるのか、それが心配の種である(買うつもりも無いのに...) 何しろNBでもシートのスライド量が足らない。シートバックを立てた近年の運転姿勢が私に取っては楽でないのだ。だったら`60年代のフォーミュラカーでも買っときゃいーぢゃねーか...と突き放されれば、まあ、それまでの話だ。どのみちロードスターNBに当分は乗るつもりなんですけどね...。それはともかく、再びバイクにも乗るようになった。ご想像されているようにハーレー・スポーツスターなどではない。友人から譲ってもらった中古の原チャリ、スズキ・レッツ4だ。通勤オンリーの使用だが、それでは勿体ないので鎌倉の見知らぬ裏路地などを散策してみようと思っている。だが、それに費やす休日が無い...。何だか日々に潤いが無いねえ...まあ世間様、皆同じようなものだろうから、とりたてて文句も言うまい。何だか今回は愚痴だけで終わってしまった...これでは一般の方々のブログと変らねーな...。でも、どこそこ行きました〜、かにそにが美味しかったで〜す、みたいな旅ログ、食レポはありませんぜ。仕事三昧なんですから〜。

日本の一番長い日

 また八月十五日がやって来た。ボクは勿論、戦争を知らない戦後世代であるが、よくよく考えれば終戦から僅か八年後に生まれている。進駐軍は知らないけれど、白衣にアコーデオンの傷痍軍人は知っている。だからボクたちは「戦争の残滓」であふれた少年文化と共に成長した。少なくとも今の若者たちよりは、戦争については多少の一家言を持っているように思う。例えば戦後七十年首相談話には違和感を覚えた。何やら美辞麗句ばかりの羅列のようにも思えたが、その行間には「帝国主義、軍国主義、植民地支配は日本だけじゃないじゃん」と言いたくてうずうずしている本音が垣間見えるようだ。そして子や孫など未来の日本人にまで「反省とお詫び」を背負わせたくはないと断言したが、それは違うように思う。日本人はあの歴史を忘れてはならない。そして忘れぬ為には未来永劫自責の念を胸に刻み続けなくてはならないのだ。謝り続けなくてはならないのだ。何故なら人間とはかくも愚かしい生き物だからだ。確かに日本が引き起こした戦渦は、ナチスのユダヤ人迫害とは決定的に位置付けが違うだろう。だが戦争にジャンルもランクも無い。ドイツも日本も戦争犯罪国としては同じようなものだ。都市無差別爆撃や核爆弾も確かに巨大な戦争犯罪には違いない。日本人ばかりがいつまで謝り続ければ良いのか、という心情も日本人のボクには理解出来る。核爆弾の当時の開発スタッフが日本人に決して謝らない。何故なら真珠湾を忘れるな、という言葉があるからだ、とのうのうと言い放っているのを何かのテレビで観た。結局のところ戦争は勝者の論理でのみ正当化されてしまうのだ。強いものが正しいという理屈が通用するのなら、やはり戦争そのものが愚の骨頂なのだ。所詮、どちらが正しく、どちらが間違っているなどという判断基準などない。突き詰めれば勝つか負けるかだけである。阿呆らしい。実に馬鹿げている。戦争とはそうしたものだ。この地球上に人類が居なかったら地球はどれだけ平和で美しい星であり続けることだろう。この時期になると戦争を題材にした映画やドラマが林立するが、最近のドラマは何だか夫婦愛だの家族愛だの美談が強調されているようで、何とはなしに胡散臭い。むしろ人間の汚さ、醜さ、怖さを直視しなくてはいけない気がしている。そういえばこの時期を見計らったものなのか、話題性から高額落札の可能性が高いと計算したのか、ヤフオクにA社の1/72ボーイングB-29スーパーフォートレスのエノラ・ゲイとボックス・カー2機セットが出品されているのを見た。如何にもあざとい感じがして、やたらに腹が立った。同じ日本人として恥ずかしくもあり哀しくもある。

盆の三銃士(あるいは三十四の瞳...)

 秋の日は笑福亭鶴瓶お歳...違うな。盆の入りだと言うのにもう落日が早まった感がある。西日も白く、ひたひたと音も無く秋の忍び寄る気配。先日、義兄の納骨時には灼けつくような陽射しと蝉時雨に包まれていたと言うのに。時の去り方にもはや順応出来ず、ただおろおろと取り残されて行く自分が居るばかりだ。そんなせせこましい日常の中、旧き良き友たちがわざわざ鎌倉くんだりまで出向いて逢いに来てくれた。世界三大モデラーの一画、金子辰也大僧正、伝説のミスタークラフト元店長、三田猫 剛大先輩、そしてやはり元ミスタークラフトのシールズ部隊、阿左美たろさ突撃隊長のお三方である。還暦を超えて(あ、たろさ、ごめん...)未だ模型に対する情熱覚めやらず、しかして老眼鏡に対する依存度の強さにも覚めやらず、熱き弁舌恵比寿でくだ巻いたあの日と変らず、時あたかも盆の入りでもあり、倒れていったかつての仲間たちを偲びつつ、こうしていると四半世紀前と何も変わっていないよね(とは己たちだけが思うことであって、傍から見れば大違いなのだろう...)などと老いて増々意気軒昂な我ら四人衆...。由比ケ浜の海岸を裸で走り(安心して下さい。履いてます)、キャバクラに突撃しようなどと画策はしてみても、疲弊した老骨、身体がついて行けません...。なので仕上げはおとなしくそれぞれの帰途に就く訳であるが、その夜の鎌倉には「妖怪一升瓶担ぎ」が出没したとの怪情報もしきりだったとか否だったとか...。世の中は盆暮れ正月のことわりどおり、何処も休暇で閑散たるものであるが、こちらは「人様が休み」の時は休めない。相も変わらず「他人様の泡沫の夢」の後始末に忙しい。無駄に元気な(本人たちが聞いたら怒るわな...)おばちゃんたちと共に、今日も今日とて、せっせせっせと野良仕事...そこにウサギが飛んで出て...出ねーよ。さあさあ、しまっちゃおうねえ...ぢゃなくて...気持ちをリセットしてエルエス1/24ポルシェ906と学研1/24フェラーリ330P2の作業の続きにかかろうかねえ...。なのにレベル1/72B-17Fなんか買っちゃったよぉ...。当然めんふぃす・べるだよ、めんふぃす・べる。別売りデカール高っけーなー。え? 手描き? 無理無理そんなん。108円也の老眼鏡二枚重ねた姿なんて人様には見せられねー。それでも見えねーんだから...。絶対、カーキで機体塗っちゃうんだ...。いーだろ、老い先短けーんだし...。

プロフィール

平野克己(ひらの・かつみ)

MC誌の最前線を長うお准将に託し現在はフリーランスの予備役として活動中。湘南鎌倉で猫的スローライフを提唱しつつ、国産プラモデル史の編纂に尽力する日々を送る。永年飼ったコブラ427S/Cを手放しMC(Motorcycle…Modelcarsではありませぬ)復帰を密かに目論む。自称昭和プラモ小僧の60歳。座右の銘は心情溢るゝ軽薄さ。

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