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2005年7月アーカイブ

やり方は3つある。正しいやり方、間違ったやり方、俺のやり方だ。

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石ノ森です。
先日DVDプレーヤーを新調したのに合わせて、こんなDVDを買いました。『カジノ10thアニバーサリーエディション』。映画『カジノ』の、音声解説つき本編と、撮影秘話を収録したボーナス・ディスクの2枚組です。
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『カジノ』は私の大好きな映画の1本で、好きな映画に順位を付けられないものですから「ベストいくつ」とは言えませんが、「一番好きな映画5本」(矛盾した言い方だ)には確実に入る作品です。ですから、制作の裏話は非常に興味をそそられます。面白いです。何度も見てしまいます。
ちょっと前に『タクシードライバー』の事を書きましたが、『カジノ』も同じくマーチン・スコセッシ監督の作品。『タクシードライバー』は影響力の大きい作品ですが、私にとっては『カジノ』が、スコセッシ信者になるきっかけでした。作品の舞台は’70年代のラスベガス。手腕を買われてマフィアからカジノの経営を任された賭博の天才(ロバート・デ・ニーロ)の栄光と転落を、彼の妻となる女ハスラー(シャロン・ストーン)と、親友のマフィア構成員(ジョー・ペシ)との関係を軸に描くというのが、大まかなストーリーです。マフィア映画ですから暴力的なシーンも多いし、感動的なストーリーでもありませんが、全てを失って年老いたデ・ニーロが、眼鏡を外して遠くを見つめながら、「今の俺はこれで満足。文句は無い」と独白し、『カミーユのテーマ』が流れるラストシーンには、何か胸にグッと来るものがあります。
そんな風にメイン・ストーリーの人間模様の描き方も素晴らしいのですが、この作品が凄いのは、映画にまつわる全ての要素が圧倒的な完成度を持っており、さらにそれらが作品の舞台になる世界を完璧に体現しているという事。この作品では、衣装、撮影、編集、音楽の全てが、’70年代のラスベガス、そしてアメリカを表現している訳です。画面は原色を基調にした様々な色が溢れ、光を多用した煌びやかな絵作りで、クラシックからジャズからロック、ブルース、カンツォーネまで様々な音楽が引っ切り無しに流れ、それらがスピーディに、目まぐるしく編集されていますが、これら全て、あの時代のラスベガスの、度を越した、野放図で悪趣味な雰囲気を表現するために必要なテクニックだった訳ですね。で、とにかく何もかもがカッコイイ。最初のシーンを例に取れば、ピンクのスーツで現われるデ・ニーロも、彼が乗り込むガンメタのキャデラック・エルドラドも、背景に写っている建物も、「愛する事は信用する事だ。秘密の鍵さえも渡す。それが愛だ。俺はそういう愛を手に入れたと思っていた」というナレーションも、全部カッコイイ。『マタイ受難曲』をバックに爆炎の中をデ・ニーロが吹き飛ばされるオープニング・タイトルも、ラスベガスに移ってきたジョー・ペシの悪行三昧を描くシーンに流れる『キャンチュー・ヒア・ミー・ノッキング』も、デ・ニーロのかけているバカでかいサングラスも、ジョー・ペシの暴れっぷりとFワードの連発ぶりも、デ・ニーロとシャロン・ストーンのゴージャスな夫婦喧嘩も、証人になりそうな連中が大勢消されるシーンに流れる『朝日のあたる家』も、とにかく作中に出てくる何もかもがビシッと決まっていて、何度見ても飽きない映画です。
真面目な事を言うと、この映画は人間の強欲さと、それがいかに自分を破滅させるかを描いた作品だと思います。というのはスコセッシ自身も語っている通りなのですが、今回久し振りに見たら、その描写が本当に徹底していることに改めて気付きました。主役の3人はもちろん、自分たちの金が手下にくすね取られている事に我慢出来なかったボスたちも、大勝ちしても最後には儲けを全部吐き出した日本人ギャンブラーのイチカワも、勝ち続けたせいでインチキがバレるイカサマ師たちも、カジノの共同経営者だと名乗り出て裁判を起こした挙句に殺されるオバサンも、小さな役の登場人物たちまで全てが強欲のために身を滅ぼしています。こんな風に、見る度に新しい発見があるのも、この作品の良い所ですね。
『カジノ』は公開当時、あまり評価は高くありませんでした。スコセッシには『グッドフェローズ』(’90年)というこれまたマフィア映画の傑作があるのですが、その「二番煎じ」と評されがちだったのですね。しかし最近は、その評価がじわじわと上がって来ているようです。これはスコセッシ達も音声解説で語っている事で、おそらくこの2枚組DVDもそれを受けて発売されることになったのでしょう。私自身は公開当時には「オープニングタイトルのネオンが美しい」等の些末な感想はあったものの、作品そのものはどう評価すれば良いのか分からない感じ(今から思うと、あまりの凄さに圧倒されていた)でしたが、レンタルビデオがリリースされて再見すると「これは間違い無く傑作だ」と思うようになりました。理解するのに少し時間が掛かる作品でもあるのでしょう。それ以後、「時間が経てばもっと評価が高くなるはず」と思っていたのですが、実際そうなってきたようで非常に嬉しい。’90年代のアメリカ映画を代表する1本と言っても言い過ぎではないと思っています。おそらくさらに10年経てば、より評価は高まるだろうと思います。「見たことがない」という方には、是非御覧になることをお勧めします。

電解ワイン

imai.jpg浜松市のベンチャー企業が数秒間電気を通しただけで
“20年もの”のワインができる装置を開発した。
今までは水を電解したアルカリイオン水でコーヒーなどを入れるというのが主だったが、
今回開発された技術では酒類を直接電解できるそうだ。
長期間熟成することでしか得られなかった味と香りが瞬時に得られ、
電圧を変えることで熟成度も調整できるという。
貯蔵時間が短縮できる上、管理もしやすくなるので非常に合理的だ。
低価格で美味しいお酒飲めるのは幸せなことだ。

しかし、お酒を美味しく飲む上で大事なことの一つに想像力がある。
ワインを含んだときに広がるこの香りはどこで生まれたものなのか。
坂道の多い牧歌的な風景。日本のそれとは少し違う香りのする土。赤い鼻をした職人が何十年も前に摘んだ葡萄。出会った場所が異国だったらどんな風景を思い浮かべただろう。未知の場所を好きに広げていくことは楽しい作業だ。
造り手も具体的な想像をしながら熟成を待つという。華やかな舞踏会であったり、休日の昼下がりのホームパーティーであったり。
手間を省くということが想像力を省くことに繋がらないことを願いたい。なぜならこうした発明もまた想像することで生まれるものだからだ。

             ときおり虫の卵と見間違われるタイ米

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癒すカエル

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baba.jpgこんばんは、B・Bです。台風一過の今日は、とっても暑かったですね。
で、出社するとなにやら怪しげなモノが机の上に…。
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恐る恐る近付くと、どうやらカエルの形をしたアイピローでした。
誰かの忘れ物かと思い訊いて回っていると、どうやらデザイン部のHさんが私にプレゼントしてくれたものでした。嬉しいじゃないですか!
しかもHさんの手作りなんですって。料理と裁縫が上手い女性はやっぱりイイですよね。
え? 私はどうなんだって? 訊かないで下さいよ。やればできる子だと小さい頃から良く言われてきたんですがねぇ。
ええ、やればできる女ですよ、多分、きっと…。
と、いうわけで頂いたカエルさんに癒してもらいましょう。

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どうですか、こうやって座らせるとどっから見てもカエルです。


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でも、こっちのポーズも可愛いでしょ?


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いや、やっぱセクシーポーズかなぁ。


あ、すみません。癒され方を間違えました。
アイピローは目の上に載せて疲れを癒すモノでしたね。イカンイカン。

いつも孤独が俺を追いかけて来た。どこに行っても。

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石ノ森です。
台風が上陸するとかで、今日は朝から雨が降っています。で、雨が降ると聴きたくなるCDがあるんですね。映画『タクシードライバー』のサントラです。
本当は今日みたいに台風のせいで天気が荒れて大雨に……って時じゃなく、もっとシトシトと落ち付いた降り方の時のほうが、この音楽は似合うんですけどね。夕方、あたりが暗くなって来て、そろそろ電気を点けようかという時間帯にショボショボと雨が降っている、そんな時にこのCDを♪パララ〜ラ〜パ〜パラパララ〜……とかけると、雰囲気満点(どういう意味で?)だと個人的には思っております。興味のある方は一度お試しを。
あ、見出しの文句は映画の主人公のナレーションの一節です。特に意味はないのでお気になさら
ず。
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1/1 SCALE

imai.jpgこのコーナーはモデル・カーズ・スタッフの個人所有車の話題をご紹介するページです。

なんてフレーズでお馴染み本誌の局部的人気コーナー、1/1 SCALE。
クルマを持っていない私ですが勝手に参戦。
あ、ライターのムラッチョ先生に「あれって苗字が隠されてたんだね」
って今更言われたタイ米ですよ。

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 【YAMAHA TW200E】
ヤマハの元祖4ストロークトレールバイク、XT200がベースとなり1987年に登場。
TVドラマでSMAPのかっこいい人が乗ったこともあり、一大ムーブメントを巻き起こした。
街でもよく見ることがあるがほとんどがカスタムされたもので、若いお兄さんが乗っていることが多い。
私の愛車も少々カスタムされており、小生意気に見られがちですが、
このTWというバイク、以外や以外乗り心地が良いのです。
XT200がベースということで操作性やハンドリングは良好。
但しノーマルの場合。チェーンを伸ばしたりと見た目重視でカスタムすると悪い方向にしか行かないものです。
この愛車といつまで付き合えるかは分かりませんが(理由はまたいずれ…)、若いうちにこそ似合うバイクというものを楽しみたいと思います。

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