トイ・ホビダス―超精密ミニカーからかわいいオモチャまで!!
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2010.3.13

1960年代のCOX製スロットカー 「IFC」シリーズ

 最近ご執心の3台、1967~68年COX製スロットカー、IFCシリーズからのラインナップ。奥からCheetaracha、Dinoracha、Li'l Cucarachaです。愛しい奴らですわ。

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2010.3.12

COX製スロットカー「ディノラチャ / Dinoracha」

 メイン・マシーンたる、Cheetaracha(チータラチャ)の走りで、すっかり1960年代アメリカのスロット・レーシングカー、COX製IFCシリーズの虜になってしまった自分。IFCの元祖たる1/24スケールのCucaracha(=クカラチャ。スペイン語でゴキブリの意)には今一つ興味が湧かないのですが、その派生であるracha系列車種に関しては、できればコンプリートしたいぐらいの勢いであります。

 IFC系の派生車種と言えば、頂点はシャパラル2E。コイツはスロットルのON / OFFでフリッパーが実際に稼働するという信じがたいギミックを備えた憧れのモデルなのですが、RTR(メーカー完成品)にしても、IFCキットにしても、おいそれとはお目に掛れるシロモノにあらず。しかもお値段も超プレミアムなので、取りあえず置いといて...。

 その次となると、シャパラル2Dで、こいつはRTRが存在しないので、IFCキットを組んだブツを探す他ないのですが、今までで一度もお目に掛ったことがありません。

 で、残りの1車種たるディーノのracha版、通称Dinoracha(ディーノラチャ。正式名:Ferrari GT)だけが、現実的な選択肢なのです。コイツはRTRと、IFCキット版があり、RTRはしばしば見掛けますので、以前から気にかけて探していました。しかし、コンディションの良いものは例によってお高いので、レストア・ベースとなり得る、そこそこのブツを求めておったのですが...。

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 先般、遂にちょうど良い程度の個体をイギリスのショップで発見して入手。ブルーのボディのRTR版で、赤くないところが自分的には大いに気に入っているところ。ボディは修復跡も痛々しく、ノーズの下回りは欠損していますが、俺には充分です。取りあえずシャシーを組み直し、ホイールタイヤを手持ちのCOX純正品に一新して、先日リンドバーグ・レースウェイにてシェイクダウンしてきました。走りっぷりは非常に安定していて気持ちが良いです。心臓であるCOX 3600 NASCARモーターもまだまだ充分元気であります。

 唯一気に入らないのはライトなど、一部塗装がなされているところ。いずれ外装に手を入れて、きちんとDinoのエンブレム・デカールも貼ってやりたいと考えております。

2010.3.11

COX製スロットカー 「Cheetaracha(チータラチャ)」現状

 このところ激しくスロット・レーシング熱が再燃している自分。メイン・マシーンたるアメリカはCOX社1967年式チータラチャは、先般お伝えしたように幾多のクラッシュにめげずになんとか健在です。

 クラッシュで割ったボディを修復しつつ、最近ちょっとしたパーツの変更を行いました。リアの足廻りです。以前から懸案事項だったのですが、俺のチータラチャはリアのホールアーチが前オーナーによってカットされており、タイヤが左右それぞれ3mmほどボディの外に飛び出すセッティングになっていました。無論ワイドトレッドなので、コーナリングでは相応の粘りを発揮してくれていたのですが...。

 やはり元来のチータラチャは当然フェンダーの中にリアタイヤが収まっているわけで、その"ツライチ"っぷりがカッコいいわけなので。恐らくコーナリングスピードは犠牲になると予想しながら、リアのシャフトを交換して、フェンダー内にタイヤを収めました。使ったタイヤとホイールとシャフトはこちらです。

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 ホイールは今まで同様、COX製アメリカン・マグの5スポークタイプで材質はアルミですが、これまでのものはホイール穴にネジが切ってあり、シャフトにねじ込んでホイールの裏側からナットで締めて止める所謂「とも締め」タイプだったのに対して、COX製IFCシャシー・キット純正のセットスクリュー(ホイール裏側フランジの"イモネジ"でシャフトに固定する)タイプに変更しました。シャフトもIFCシャシー純正のもので、ホイールとクラウン・ギアのイモネジを受ける部分がフラットに削られている特殊なタイプです。ここ数年、このシャフトをずっと探していたのですが、最近漸くebayで入手できました。

 で、問題はタイヤ。チータラチャを始めとして、COXのIFCシャシー・モデルには全て標準でスポンジ製リア・タイヤが付きますが、基本的にはグリップは弱く、コーナーではテールを振り出す前提でシャシー設計が為されていると思います。だからできれば当時のクオリティが残っているデッドストックのスポンジがあればベストなのですが、現代のスポンジでタイヤを作ってみたらどうなるか、を試してみました。

 前述のホイールにバンプロジェクト製のブラックスポンジを貼り、外径は23mm。リンドバーグ・レースウェイの御大、伴野さんに直々にお願いして、削って頂きました。この伴野さんメイドのタイヤを履いて走行してみると、やはりグリップが昔のスポンジとは比較にならない程に強力!走りやすくタイムも上がりましたが...。

 ワタクシの拙いテクニックではコーナリングでちょっとでも負荷をかけ過ぎるとテールを振ることもなく、一挙にコースアウトしてしまいます。限界値は高いのですが、テールを大きく振って曲がっていくことを前提とした古いシャシーには、逆にグリップが強すぎるように感じました。多分限界を読む自分の能力がもっと高ければタイムが上がることは間違いないのですが...。

 そんなワケで現在は予備に持っていた同じCOX製セットスクリューのアメリカンマグホイールに当時のスポンジを履いた足廻りとしています。但し以前は22mm程度の小径だったのに対して、現在のセッティングでは25mm程度と、かなり径を大きくしましたので、以前より実車っぽいルックスになったと思います。

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 以前のワイドトレッド仕様と比べて明らかにコーナリングでのパフォーマンスは落ちたような気がしますが、全体的なバランスは悪くありません。大径になったのにタイヤは完全にフェンダー内に収まっており、所謂ツライチまではもう1mmぐらい余裕があるので、今度はフェンダーのギリギリまで外に出してみようと思っております。

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2010.3.08

スロット・レーシングの日々

 なんだかんだでここ1ケ月、週に最低1回は「リンドバーグ・レースウェイ」(スロットカー・サーキット)に通う日々であります。貧乏なのにニューマシーンも輸入したりしておりまして、そのあたりも近々ご紹介したいのですが、今日は細かいネタをお伝えします。

 まずはワタクシが最も愛するメイン・マシーンであるCOXのCHEETARCHA(チータラチャ)でありますが...。ご覧のように...。結構ボディが激しく痛んでおります。元々ebayでボロボロのボディを入手して、クラックを補修することから始めたプロジェクトでありましたが、ここへ来て幾多の激しいデッドヒートの末に、かなりの段階まで損傷が進んでおりまして...。左フロントフェンダーは大きく縦にクラックが入り、瞬着で補修した後に砥ぎだしましたが、ご覧の通り、愛しきフレッドキャディ製デカールはクリア塗装の下で派手にちぎれて欠損した状態。そして更に酷いのが左リア側です。ご覧の通り、フェンダーでぱっくり割れました...。いや~悲しい。

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 しかしまぁ、レースしてこそのスロットカー、例えそれが1960年代のヴィンテージ・スロットカーであったとしても、走らぬスロットカーには意味がありません。そう考えれば、歴戦のツワモノだけに刻まれる傷跡は、まぁ一応勲章ということで、いいかなと。

 現在はリア側も何とか補修した状態で、次のレースに備えております。

 お次のネタは、スロットカーの「ギア抜き」という便利なツールに関して。写真が「ギア抜き(Gear Puller)でございます。スロットカーの老舗メーカーであるアメリカはPARMA(パーマ)製。コイツはスゴイ優れモノでありまして...。

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 特に真鍮のピニオンを使用する1960年代のスロットカーには重宝するのですが、モーター本体に負担をかけずに、摩耗したピニオンギアを抜き取るための道具。画像のように二股にシャフトを通し、ハンドルをねじ込んでいくと、鉄棒がピニオンのシャフト穴に少しずつ侵入、じわじわとピニオンを上に引き上げ、シャフトを押しさげて、ギアを抜く、というシロモノです。これ考えたヒト、偉いですね。

 ちなみにこれは、スロットカー専門のWEBショップ、「ヘリテージ」の岡部さんのご厚意で入手できたもの。ヘリテージさんにご興味の向きは、WEBで「スロット ヘリテージ」とダブルワード検索してみてください。魅力的なスロットカーが沢山ご覧になれますよ!

2010.3.03

COX「リル・クカラチャ」レストア続きです

 オルトマンのCOX1/32マグシャシー用フロント・タイヤをボール盤で削って径を小さくしたタイヤをリアに嵌めて試走させてみた件、先日お伝えしましたが、巧く真円が出ていなかったらしく、時折ボディにあたってしまい、ぶざまな走りっぷりでした。

 そこで、国内ヴィンテージ・スロットカー界のお助けマン、「ガレージハウスクゲヌマ」の鳥居さんに相談してみたところ、同じオルトマン製で、もっと径の小さなタイヤがあることが判明。早速送って頂き、リアホイールに接着。幅が広過ぎたので、取りあえずカッターでカットし、「リンドバーグ・レースウェイ」さんに持ち込みました。

 同店の伴野さんに見て頂き、やはりカッターで無理やりカットしたタイヤ内側のウォールが良くないとのことだったので、伴野さんにお願いし、ボール盤で回しながらカッターで薄くデコボコになってしまっていたウォールをカットしてもらいました。それはまさに一瞬の名人芸とでも呼ぶべき早ワザ!伴野さんは見事に内側のウォールを滑らかにカットしてくださいました。

 これでタイヤはOK!

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 この状態で試走してみましたが、相変わらずなんとも不安定。やはり摩耗しきった真鍮製ピニオン・ギアが巧く後輪にパワーを伝達してくれないようです。

 スロットカーのWEBショップ、「ヘリテージ」を主宰する岡部氏に手配頂いていたギア・プーラー(ギア抜き)で、このピニオンを抜こうと考えていましたが、この時点でまだ手元に届いていなかったので、伴野さんからギア抜きをお借りし、新品に交換しました。

 これで駄目だったら、根本的に考え直そうと思っていましたが、やはりピニオンの摩耗による要因が大きかったようで、交換を済ませて試走させてみると、見違えるように安定し、高速で走れるようになりました。モーターの音も静かになって漸く高性能・高品質を標榜したCOX製スロットカーらしい走りっぷりとなってきました。これからが楽しみです。

 画像は真横からの図。リア・タイヤが如何に小さいかがおわかりになるでしょう。なかなかに美しいスタンスのクルマだと思います。