トイ・ホビダス―超精密ミニカーからかわいいオモチャまで!!
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2005年6月:記事一覧

2005.6.28

ディールズ・ホイールつづき


sub01.jpg ■スワインハントとの相違点。判り易いポイントとしては、リアタイヤのサイズが小さいこと、砲塔の形状、砲身の長さ、エンジン、エグゾースト、搭乗人物、アンテナの長さ等…。要はまったくの別モノだ。
■ポリスティルがディールズ・ホイールをパテント生産する旨、
デイブ・ディールはレベルから聞かされていたが、実際には厳
密な契約を結ぶ前に、なし崩し的にリリースされてしまったら
しい。フィアット500やミニのプランもあったという。惜しい話。
sub02jpg.jpg
BBMAIN.jpg ディールズ・ホイール作品中で、最初に買って作ったのは「スワイン・ハント」だった。VWバギーに、ロンメル将軍率いる二次世界大戦ドイツ・アフリカ師団のイメージを投入した怪作。オリーブドラブの艶アリ成型色自体がショッキングだったし、それにクローム・パーツを組み合わせるというデタラメぶりには、いたく感動したものだ。ここでご紹介しているのは、「スワイン・ハント」によく似た物体だが、実は同時期にディールズ・ホイールをダイキャスト・ミニカーに置き換えてパテント生産していたイタリアのミニチュアカー・メーカー、「ポリスティル」製モデルで、モデル名は「バン・バギー」という。スワインハントとよく似ているが、実際は寸法もフォルムもまるで別物だ。金属製で、やたらに重い。実はコイツもホビダス事業本部のお宝ショーケース内に鎮座ましましている1台である。

2005.6.25

デイブ・ディールの話・続き


VW01.jpg ■マルサンと並んで傑作ブリキ玩具で知られていた「アルプス」がディールズ・ホイールに触発されて作った1970年代半ばの製品。スケールはオリジナルの約2倍だが、ディールズの「バハ・ハンバグ」そっくり。本来ボディは白。写真は、バハ・ハンバグと同じブルーメタに塗り替え、マーキングも2倍サイズを作って貼り、更にメッキ部品を再メッキする等、レストア&改造が施されたものだ。
■エンジン部分に単一乾電池2本を収め、モーターでミステリーアクションを披露する。動きはロボットみたいでなかなか面白い。音もかなりでかい。そのうち、動画をご覧に入れたいと思う。脇に置いたヘルメットは、いにしえのフジミ製カーアクセサリー・キットから。やはりバハ・ハンバグ箱絵の仕様に合わせて塗ったもの。実はコイツら、いつも、ホビダス事業本部のショーケースに飾ってある。 VW02.jpg

 くだんの「スピード☆キング」の記事中でも少し触れたが、ディブ・ディールからの手紙によると、彼が最近携わった最もメジャーな仕事は、近く公開が予定されているディズニー・ピクサーのアニメーション映画「カーズ」のキャラクター・デザインとのことだ。これはビッグ・ニュース!デイブが原画を描いたのだと思って改めて眺めてみれば、随所に彼らしさが感じ取れる。ディテールにも、あれれ!と思える部分があって面白い。どう見ても「レベル」としか思えないロゴがフィーチャーされていたり…。ディズニーのサイトで「カーズ」の動画をご覧になれるので、その面白さを実感してみて頂きたい。

ディフォルメ・モデルカーの祖

deal2L.jpg ディフォルメ・モデルカーの祖と言えば、1970年にアメリカのレベル社が発売した1/25のプラモデル・シリーズ、「ディールズ・ホイール」だ。で、その箱絵・マンガ仕立ての説明書・立体造形の監修を努めたのがクルマ漫画家「ディブ・ディール」氏。便宜上、クルマ漫画家などと書いているが、クルマ専門と言うわけではない。しかし彼自身「クルマ好き」だし、クルマの仕事が他に比べて圧倒的に多い。話を戻す。ディールズ・ホイールに出会ったのは小学校3~5年の頃だった。多分1973~75年だ。当時レベルのプラモデルはグンゼが輸入しており、本国版とは異なる日本語の箱で売られていた。本国におけるディールズの立ち上がりは1970年だが、日本で展開されるようになるまでには若干時間がかかった。ま、とにかく、このシリーズは自分にとっては大インパクト!で、いまだに最も好きなものの1つである。先般書いた「スピード☆キング」という別冊でも同シリーズとデイブ・ディールを主軸に置いたディフォルメ・空冷VWバグに特化した特集記事を作った。言わば憧れの人物なのだが、この仕事の時も直に会えたわけではない。しかし掲載誌を送ったら、お礼の手紙と、なかなかに的を射た感想文、そして名刺が何枚も送られてきた。写真はその1枚で、フェラーリ250ルッソの絵柄がフィーチャーされたもの。空冷VWバグ系の印象が強い彼だが、もちろん何でも描けるワケで、このルッソなども素晴らしい絵だと思う。更に続き。この記事は「チョロQ」のタカラさんにもご協力を仰ぎながら作ったのだが、広報担当の方が「スピード☆キング」自体を気に入ってくださったようで、「なにか面白い特注チョロQを作りませんか?」とのお誘いを頂いた。実際、ディブ・ディールはチョロQをデザインすることに興味をもっているし、ホビダス特注のチョロQでディブ・ディールとのコラボが実現すれば、非常に楽しそうだ…。なのだが、そこまで辿り着けるか、俺?

2005.6.22

絶妙な丸み!

POR.jpg さらにスロットカーの続き。「オーロラAFX」が1975年に発売したポルシェをサイドから見たところ。車種が異なってもシャシーは共通、従ってホイールベースの縛りがあるので、ボディは必然的にディフォルメせざるを得ないわけだ。そのディフォルメを如何に実施するかが、デザイナーの腕の見せ所だったわけで、一例としてこのポルシェ等は、丸過ぎるくらいに丸く、結論から言えば実にいい。この写真ではフォルムの良さしかわからないが、ホイールからボンネット・ストラップまで、やけにリアルなディテールのレリーフが共存するところが実はミソ。この「ディフォルメ・ボディ+リアルなディテール」というアプローチの原点と言えば、かのディールズ・ホイールをデザインしたアメリカのクルマ漫画家「デイブ・ディール」に他ならない。次は彼の話を書きたいと思う。

2005.6.20

HOスロットカー

HO.jpg 神田「ケンクラフト」のTさんから連絡アリ。「店の掃除をしたら、自分には不要だがヤマダさんには意味あると思われるモノが出てきたので送ります」とのこと。翌日、プロの手によって巧みに梱包された古いスロットカーたちが自宅に到着した。写真はその一部。1970年代のHOスロットカー達だ。車種は当時のCAN-AMマシーンとスポーツプロトで、メーカーはAFXとタイコ。シャシーにはいろんな種類があり、HOスロットカーのトイ・エンジニアリングが爛熟する直前の真剣な切磋琢磨が随所に見られて興味深い。シャシー寸法の縛りにも関わらず、巧みにディフォルメされたボディ造形の素晴らしさ故に、実はファンが多いカテゴリーでもある。ケンクラフトさんは今や建機モデル専門の印象が強いお店だが、かつてはカーモデルに関する、あらゆる要望に対応し得る稀有な存在であった。「ただ売るだけ」のお店でない点では、今もその真価は変わらない。WEBとは異なり、一般にマニアのお店では、「その主人に客がつく」と言える。「その店で買う」ことに客が楽しみを見出しているのである。

2005.6.19

東京の緑と水

P505i0032571574.jpg 先週に引き続き、「緑」を求めてドライブ。「肝腎の傷みと弱視化は同時進行」とか知人から聞き、せめてもリフレッシュを図るべくの東京グリーン探訪だ。東に向かう。ちなみにBMW118iの洗車はいまだ実施されていないが、機関は好調。2000キロを超えて、オイル警告灯もまだつかない。
 首都高を「一之江」で降り、柴又街道を北上。行き先は葛飾・水元公園である。75万平米を越す首都最大の面積を誇る自然公園。「菖蒲まつり」とやらの最終日にかちあってしまい、その人出に驚くが、自分を急かさずにノロノロ散歩しつつ、焼そば・ソフトクリームやらを食す。その名の通り、園内は緑のみならず「水」も豊富で、どっぷりと水量豊かに「中川」が流れる。対岸には見るからに深いバーズ・サンクチュアリの森。無用な緊張を解くべく深呼吸を繰り返す。とは言え、明日は月曜。再びサバイバル・ゲームの渦中へ。生き抜きましょ。

2005.6.17

Speed☆King!

SKcover.jpg ホビダス編集長を拝命するまでは、モデルカー関連の別冊やムックを専門に編集していた。その手の仕事の、今のところ最後の(本当は最新と言いたいが!)仕事が、2月末に出したモデル・カーズ別冊の「スピード☆キング!」という雑誌である。トミカやチョロQ等、付録つきムックの仕事が1年以上続いていたので、その反動か、とんでもなくマニアックな内容になってしまった。形になるまでに紆余曲折あって、全体としては「いびつ」な部分もあると反省しているが、コンテンツ1つ1つは、本当のマニアの方に楽しんで頂けるものだ、と確信している。是非手にとってみて頂きたい。
●スピード☆キング

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2005.6.14

ウェザリングでよりエッジィに?

 納車されてから、ほぼ乗りっぱなし。まだ一度も洗車していないBMW 118i。ボディ色は「クォーツ・ブルー」。模型の話じゃないが、自然とウェザリングが効いて、独特のエッジが際立ってきた。彫りの深さが強調されていく様がなんだか面白い。大八車みたいで好きじゃなかったホイールのデザインも、スミ(墨)入れされると?悪くないと思えるように。とは言え、いい加減に洗車してやらないと。機関はすこぶる好調だが、2,000キロ前後でオイルの警告灯が点くはず、とディーラーの方がおっしゃっていた。そろそろ気にかけてやるべき時期だ。

2005.6.13

新刊でます!

 4月からホビダス編集部勤務となった自分だが、それ以前に関わった「紙の仕事」の残りというか、書籍の見本が今朝できてきた。昨年一年間、特注トミカ付録つきの「トミカ・コレクターブック」や、特注チョロQ付録つきの「チョロQコレクターブック」の仕事がメインだったのだが、その作業を一緒にやってくれていたスタッフが、激務の間隙を縫って編集した力作である。難病の子供を抱えた家族のための施設等の情報をまとめた小さなガイドブックだが、患児(難病の子供)の「兄弟児」に関するケアなど、恵まれた境遇の人間には、想像もできない内容に驚かれることだろう。健康で生活できることは何より素晴らしい。だからこそ、病魔に備えることは必要だ。それが、かけがえのない「子供」に関わるものなら、なおさらだろう。今、現実として難病のお子さんと共に病気と戦っている方はもちろん、幼いお子さんをお持ちの方には、是非手にとって頂きたい1冊である。今月中には書店に並ぶ予定だし、ネコの通信販売でも買えるようになります。なお、表紙カバーのイラストは若い女性に人気のある「おおた うに」さんによるものだ。

東京の緑

 東京は緑豊かな公園の多い街である。編集部の近辺だと駒沢公園が有名だ。日曜の夕方、その駒沢公園へドライブ。自宅からは30分ほどの距離である。4月の納車以来、仕事のアシとしてしか使っていなかったBMW118iは、「乗るために乗る」と気持ちの良いクルマだと気づいた。まもなく2,000キロ、そろそろBWWの有名なキャッチ、「駆けぬける歓び」の意味を体感できる準備も整ったはず…、とばかりに「駆けられる」道を選びつつ、その片鱗を楽しむ。これで良い。マニュアルではないけど、自分には充分な快感だ。実父が先代「3」に、姉夫婦が「5」と「X5」を使っているので、いずれも何度か運転させてもらったが、自分の身の丈には、この「1」が一番合っているようだ。駒沢公園到着。緑の中のベンチに寝そべって、ここ2年、かたときも消えない左耳の「耳鳴り」と左肩の「しびれ」にカンフルをもらう。お疲れのアナタ、「緑」は効きますよ!

2005.6.07

ノレヴのモンテヴェルディ

 モデルカーは新旧いろいろ好きで、言わば「仕事」になってしまってからのここ10年も、相変わらずだ。「営業」やら「打ち合わせ」やらにカコつけて、専門店に行くと必ず一つは欲しいモノに出会ってしまう。写真のモデルもそうした1つだ。自分は元来プラスチックの質感と成型色が好きなので。1960年代のノレヴやミニオールといったプラスチック製ミニチュアカーに抗えない。コンパウンドで少し磨いてやる程度のケアだけで、輝きを取り戻すのも嬉しい。「モンテヴェルディ」は言わばレアカー。しかもメーカーは「ノレヴ」。そしてダークブルーの成型色に3段落としでヤラれた感アリ。前後フードとドア開閉可能。シートもリクライニング・アクションつき。よく出来ている。広尾「シューストック」で入手。