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輝くアルミ製ボディのマッハ号!

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 我が国における模型文化の聖地、静岡から新しいモデルカーのリリースです。昨年発売されるや、大きな話題を集めた"シュインハース"製1/18スケール『マッハ号』です。

 このマッハ号、なんと言ってもその素材と工法に最大の特徴があります。一部のマニアからは、1958年のフェラーリTR(通称ポンツーン)をモチーフにしたとも言われている、マッハ号の特徴的なボディを、なんと金型アルミプレス加工によるアルミプレートから作りだしているのです。アルミ製ボディは、エンスージァスティックな嗜好を持つ人間にとって特別な意味を持つもの。それはハイパフォーマンスとレーシングの象徴です。

MACH5_01.jpg

 話が横にそれますが、実車の場合、アルミ製ボディのスポーツカーをパドックなどで移動させるとき、ボディを手で押してはいけません。形が変わってしまうから(!)です。お高い、お高い、ヒストリック・スポーツカーのボディを凹ませたら大変! ではどうするか? 答えは、『バンパーがあるクルマならバンパーを押す。無ければタイヤを押して回して移動させる』。初期の"ネコ・デイ"でスタッフを務めた方なら解かりますよね? これ、結構辛い作業なのです。"ボディを押すなー!"って、よく怒られたものです。しかしアルミ製ボディというものは、それほど繊細なもの。

 話をマッハ号モデルカーに戻しまして...。このモデル、昨年最初に発売されたバージョンは、かつてアニメで見たお馴染みのカラーリングにペイントされていたのですが、今回リリースされた新バージョンは、なんとアルミの素材にアルマイト処理を施しただけのボディカウルとなっているのです。従ってアルミ製ボディの質感は、前作よりも断然際立っています。シュインハースモデルの発売元である株式会社オーディックスが、静岡県富士市で50年にわたって培ってきた金属加工技術が最大限に生かされたバリエーションと言えるでしょう。

 無論、前作同様、アルミダイキャスト製エンジン、サスペンション、アルミ削り出しホイール、エアファンネルなど、金属加工技術を生かしたパーツを各所に採用、更にフロアマットやカムカバー、ラジエター等にはエッチングを使用した繊細なディテールを備えています。フロントカウルは脱着式で、小型の通信用小鳥型ロボット「ギズモ号」内蔵。また、円形ノコギリやフロッガー(水中走行)時に使用された潜望鏡はワンタッチで出し入れ可能。車体下面のオート・ジャッキは4本の足の部分を引き出した状態で展示することができるなど、アニメの設定にそったギミックも楽しめます。

 今回のこのバリエーションは500個限定生産で、フロントカウル裏側にシリアルナンバーが刻印されています。マッハ号というモチーフにピッタリのアルミという素材、そしてその質感を最大限に際立たせる無塗装・アルマイト処理仕様は、あのアニメを知る世代にとっては、抗いがたい魅力を放つ1台と言えるでしょう。

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昨日ブラバムのファンカーについて問い合わせした者です。当方よりの連絡手段を持ち合わせていないので、恐れ入りますが空メールでもいただけますでしょうか。

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プロフィール

山田 剛久(やまだ・たけひさ)

1962年型。クルマ模型・玩具マニア。元・ホビダス編集長。1989年、ネコ・パブリッシングのボスに拾ってもらってから約20年、同社・総務部~モデル・カーズ編集部~新ジャンル出版事業部~ホビダス編集部などを経て、2010年夏フリーに。生涯のアイドルは、ロニー・ピーターソンとデイブ・ディール、夢のクルマはJPSロータス72E(1975年式)と“ビル・トーマス”チータ(1962年式)。 編集仕事、原稿書き、翻訳仕事など、なんでもやります。コメントからお問い合わせくださいまし!

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